笑い考現学・笑いの効用

夕方の民放を見ていたら、笑いについてニュースがありました。ワジワジーする基地問題、相次ぐ暗い殺人のニュースなどやりきれない日々が続いています。ここは、一服の清涼剤として過去のイベントから「笑いの効用」についてお届けします。(管理人)

笑いは、神様が人類だけに与え給うた貴重な感情・文化だといえましょう。
その昔、小中学校時代、田舎で農業の手伝いをしていたころ、馬がヒヒンと歯をむき出し笑いに似た表情をしたのを記憶しているし、今、我が家の一員であるマルチーズのレモンだって、笑っているような表情を見せる。しかし、漫才を聞いて笑う犬はいないし劇団でいごの喜劇を聞いて爆笑する馬もいない。いったい人類とって笑いにどんな意味があるのだろうか・・・。
【本 題】-
管理人が沖縄テレビで、長寿番組・郷土劇場のプロデユーサーをしていた頃、「oh!笑いけんさんぴん」という番組がスタートしました。基本コンセプトは殺伐とした世相の中で一服の清涼剤となるような笑いを提供したいというもの。
若手お笑いタレントを中心に番組で、芝居、島唄、舞踊を放送していた郷土劇場の中で、新規参入ながら、徐々にお茶の間に浸透。特に西武門食堂の人々が人気で、朝の10時の番組ながら最高視聴率16%台を記録しました。
当時、郷土劇場のホームページに掲載した 「oh!笑いけんさんぴん 笑い考現学」を紹介します。(2005年3月4日参照)

- 郷土劇場の 「oh!笑いけんさんぴん」を毎月制作していて、「お笑いにどういう意味があるのだろうか」と日頃問題意識を持っていたら、2月初旬、大阪府が新年度事業として「笑いと健康増進事業」をスタートさせると新聞記事が目につきました。早速、大阪府にリサーチを開始。概要は「大阪で生まれた笑いという文化を活かし、府民の健康作りと社会に活力を与えることにつなげたら」と企画されたものでした。事業内容は、①笑いの効用についての実証データ収集、②人材育成に活用するためのテキスト開発③笑いの効用についての情報発信 事業の裏付けとなる条例制定。
さすがは上方お笑いの本場、大阪。行政が笑いを施策に取り上げた全国初の出来事として注目されます。
笑う門に福来たる、笑いは健康にいい、と言いますが、それでは医学的実証データはあるかと調べたら、筑波大学名誉教授で国際科学振興財団バイオ研究所の村上和雄所長が、1993年に吉本興業とタイアップして行った実験がありました。
学生と糖尿病患者に、無味乾燥な講義を聞かせた直後と、爆笑万歳を聞かせた直後の血糖値を測定したところ、万歳を聞いた直後の方が、血糖値が37%も抑制されたそうです。 更に笑いによって遺伝子が活発になったと。将来、笑いが糖尿病患者の治療に役立つことがわかれば医療革命が起こるかもしれないというのです。
天照大神の神世の昔から笑いは大きなちからを持っていたのです。ギリシャ哲学者から進化論のダーウィンまで笑いについて言及しているそうで「たかが笑い」では済まなくなっていますよ。後略