首里公民館まつりで2月7日に上演した「喜劇 猿ぬ生肝」を、2月13日パレット市民劇場で再演し大好評でした。那覇市文化協会のあけもどろ総合文化祭の総合文化部会に賛助出演したもので、コミカルな構成とうちなーぐちが大受けしました。
竹富島の民話を題材に15分に仕上げた内容。竜宮城の王様が重病になり、
ユタンメーに御願を頼んだら、猿の生肝を食べさえると治るとのお告げ。
臣下供は猿は陸にいる、ここは海底だ、どうしょうと相談の結果、猿をだましてフカに乗せて連れてくるのですが、そこへユンタ区のタコが、竜宮城へ行くと殺されるよとバラシてしまします。機転を利かした猿は「私の肝は松の木に干してある、取り戻ろうと猿知恵。竜宮に戻ったタコは釜茹でに。タコは体中の骨が抜けてアバサーがもったいないと自分の体に骨をくっつけた。それからアバサーはハリセンボンと名前がついたと。また亀は背中に鞭打ちの刑を受けて甲羅にひびが入ったとさ。 というお笑いの一席でした。