名作歌劇 泊阿嘉でうちなーぐち部会講座

 うちなーぐち部会は月1回の定例講座を開催しています。発足以降、様々な教材で勉強してきましたが、芝居の脚本は会話を覚えるのに最適です。7月の部会では我如古弥栄作の「歌劇 泊阿嘉」で台本の読み合わせを行い、8月はビデオ鑑賞をしました。その後、部会員で分担し現代語訳の会話に直す練習をしました。
名場面をスチールで紹介します。

 あらすじ:那覇久茂地阿嘉の樽金は、3月3日の浜下り遊びで出会った泊伊佐の思鶴に一目ぼれ、その面影が忘れられず99日間も、泊高橋に通い続けた。乳母は一途な樽金のラブレターを思鶴に届けるが、思鶴は焼いたふりを装う。乳母からそのことを告げられた樽金は、悲痛な思いを歌に託す。一方で実は思鶴も樽金に思いを寄せていたのだ。ついに恋は成就する。
 ところが樽金の父たーりーは、近頃息子の様子がおかしい、色ごとにおぼれているに違いないと心配、伊平屋勤務に送ってしまう。愛する樽金と引き離された思鶴は、憔悴しきって病に伏し、ついに息を引き取ってしまう。伊平屋努めを終えて愛する思鶴に会えると胸を弾ませて伊佐殿地の前に来た樽金は、乳母から訃報と思鶴の遺言状を渡された。
(ツラネ)
 「後生の長旅も近くなて居れば夢うつつ心肝も肝ならぬ・・・里が行く末や波たたぬごとに草の下かげに お願しち居もの ながれていもうれお待ちしやべら・・・
思鶴と乳母手紙読む阿嘉