トピアファームで健康管理しています

琉球新報 2017年8月6日 ティータイムに投稿した記事を掲載。

定年後、趣味と実益を兼ねたハルサー(農業)をして10年余になる。ふるさと伊是名島で小学校の頃から家業の手伝いをしていたので、抵抗感もなくごく自然に取り組めた。ひところは825平方メートル(250坪)の借地で冬はジャガイモやタマネギを、夏にはオクラを栽培しちょっとした農家気分になったものだ。規模が大きいのでシャレてトピアファームと命名した。その心はユートピアにちなんで定年後の夢を紡ぐ楽園にしたいということ。
オクラは少量だが県外出荷したこともある。収穫物は家族だけでは食べきれないので親戚や友人知人にお裾分けし喜ばれた。ティータイムに登場した愛犬レモンが健在の頃は幼稚園児が芋掘り体験に訪れ楽しいひとときを過ごした。
畑仕事を続けて一番の効果はメタボ防止と健康維持だ。定年後、運動不足で70キロ余りあった体重が現在は63キロで安定し体調もすこぶるいい。何よりも老けない。風邪もほとんどひかず医療保険は払いっぱなしである。(^_^) しかしさすがに古希を過ぎた去年あたりから体力の衰えが感じられるようになった。耕耘機が故障したので鍬を使用しているが、1分耕すと動悸がして3分休憩する事の繰り返しで能率があがらない。気分は永遠の青年と思っていたが年には勝てないと観念している今日この頃である。我が家の庭にはパッションフルーツ、ドラゴンフルーツが実をつけ季節を味わっている。畑に移植したバナナは50本余りに増えトピアファームの主役だ。

(那覇市文化協会 うちなーぐち部会  事務局長 名嘉山秀信)