佐藤氏のウチナー評論に血の落涙

オボツカグラの母にSOS”命どぅ宝”

ウチナー評論に血の落涙

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 今月14日早朝、佐藤優氏の「ウチナー評論」を読んで思わず落涙。床の上に新聞を置いて覆い被さるように読んでいたので、その涙が紙面に落下した瞬間、赤く変色したのだ。最近、イベント続きだったので過労で充血したのかと思い、ティッシュで涙を拭きとっが何ともない。不思議に思い紙面をめくったら丁度ウチナー評論の裏の紙面にクリスマスのカラー広告が掲載されており、涙が滲んで血涙になったことが分かった。安心すると同時に平和を希求するウチナーンチュの命をオボツカグラ(天上の神のいる場所)に居られる亡き母に向かって合掌している佐藤氏の姿が脳裏に浮かび、この原稿を書きながら再び涙。
佐藤氏の評論は、「腐れヤマトの暗躍絶とう 見えない沖縄の力」。普天間飛行場の辺野古移設問題に関する状況分析の一端を紹介し、沖縄選出の国会議員や自民党県連が変節する中で、那覇市長、那覇市議団、沖縄公明党など沖縄の良心を掲げ戦っている反面、近い将来予想されるウチナーンチュ同士の流血の事態を回避するため、「僕たちは全力を尽くします。お母さんはニライカナイやオボツカグラに働きかけることができますか?」と問いかけています。佐藤氏自身も沖縄戦で親族(姉、従姉妹)を失ったという。同胞(?)を守るべきはずの日本軍による住民虐殺。あの悲劇を二度と繰り返してはならない。「お願いです。あの世にいる全ての力を沖縄に送ってください」「僕は沖縄人である母さんから生まれたことを誇りに思っています。」 涙無しには読めない一文です。紙面に落下した涙が赤く変色したのは、沖縄戦で失った20万余の尊い命に対する痛哭のメッセージだったかも、それもオボツカグラから・・・。
日本政府は1879年沖縄の廃藩置県後、私たちの魂である「うちなーぐち・しまくとぅば」を押さえ込み、消滅の危機にある言語となるまでに追い込んだことに飽き足らず、今また「命ど宝」という沖縄の反戦平和の思想までも奪い取ろうとしている。強行採決して成立した秘密保護法は沖縄が最も被害を受けそうだ。合点(がつてぃん)ならん!